操作タイプ

モダン操作

『ストリートファイター6』の「モダン操作」は、格闘ゲーム初心者でも気軽に楽しめるように設計された新しい操作タイプです。

特徴と操作方法

  • ワンボタン必殺技: 従来コマンド入力が必要だった必殺技やスーパーアーツ(SA)を、方向キーと「必殺技ボタン (SPボタン)」の組み合わせで簡単に出すことができます。例えば、コマンド投げもワンボタンで出せます。
  • アシストコンボ: 「アシストボタン」を押しながら「通常技」のボタンを連打するだけで、自動でコンボが繋がる機能です。SAゲージがある場合は、そのままSAまで連携できます。
  • シンプルなボタン配置: 通常技のボタンが「弱」「中」「強」の3つに集約されています (クラシックは6ボタン)。
  • オーバードライブ (OD) 必殺技: 必殺技ボタンと方向キーの組み合わせで出せる必殺技は、2つのボタン同時押しでOD必殺技(従来のEX技)になります。

メリット

  • 参入障壁の低さ: 複雑なコマンド入力を覚える必要がないため、すぐにバトルの読み合いを楽しめます。
  • 反応速度: コマンド入力のタイムロスがないため、見てから反応するのが難しい対空必殺技やSAなどを即座に出せます。 

デメリット

  • 技の制限: クラシック操作に比べて使える通常技の種類が少なく、攻撃のバリエーションや最大ダメージが減ることがあります。
  • ダメージ補正: ワンボタンで出した必殺技は、威力が約80%に低下する「モダン補正」がかかります。
  • 操作の難しさ: 高度なコンボを狙う場合、アシストボタンの押し離しなど独自の複雑な操作が必要になり、かえって難しく感じる場面もあります。 

クラシック

従来のシリーズ作品と同様の、格闘ゲームの標準的な操作タイプです。モダン操作よりも複雑な入力が必要ですが、その分、キャラクターの性能を最大限に引き出すことができます

特徴と操作方法

  • 6ボタン操作: 弱・中・強のパンチとキック、合計6つの通常技ボタンを使用します。これにより、キャラクターが持つ全ての通常技を使い分けることが可能です。
  • コマンド入力: 必殺技やスーパーアーツ(SA)は、従来通り方向キーとボタンを組み合わせたコマンド入力(例:波動拳コマンド、昇龍拳コマンドなど)が必要です。
  • 豊富な技のバリエーション: 6ボタンと様々な方向キーの組み合わせにより、モダン操作よりも多くの通常技や特殊技を使用できます。これにより、攻めの幅が広がります。 

メリット

  • 全技使用可能: キャラクターの持つ全ての技(通常技、必殺技、SA)を使用でき、戦術の自由度が最も高いです。
  • 最大ダメージ: 必殺技やSAにダメージ補正がかからないため、最大の火力を出すことができます。
  • 深い戦略性: 技の種類が多いため、状況に応じた最適な技の選択や、よりダメージの高いコンボを狙うことができ、戦略的な深みがあります。 

デメリット

  • 高い操作難易度: 複雑なコマンド入力を正確に行う技術と練習が必要なため、初心者には敷居が高いと感じることがあります。
  • 反応の遅れ: コマンド入力のタイムロスがあるため、モダン操作に比べて、とっさの対空技や無敵技を出すのが難しくなる場合があります。 

ダイナミック

相手との距離に応じて、オート攻撃ボタンを押すだけで、AIが自動的にアクションやコンボを繰り出してくれる操作。※オンラインでは使用できず、一部モード専用の操作タイプ

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